子供の笑顔に涙…
2008年 06月 20日
子供というのは、考え方を少し変えてあげれば楽になるらしい。
誰でも人前で間違えてしまうことは恥ずかしい。
息子の淳が同級生の前でタガログ語を間違えて、凹んでしまった時、
「しかたがないな。あなたは日本語を上手に話せるけど、みんなは話せないのと同じだよ。でも、英語はみんなと同じでしょ?ママなんて英語も駄目だから日本語だけよ。」
「今日なんて、ママ、こんな間違いをしちゃったわ!あはははは!」
それは淳も大笑いするくらいな英語の大間違い。
「ね、笑えちゃうでしょ。きっとあなたが間違えた時、友達は思わず笑ってしまっただけで、今のあなたと同じよ。」
しばらく考えていた息子。
「だって、ママの間違い面白かったでしょ?」 息子に聞いてみた。
それからの淳は、毎日私に今日の間違えを教えてくれる。
お互い、涙が出るくらい笑うこともある。
本当は彼の笑いの涙の中に、恥ずかしくて悲しかった涙も混ざっていると思う。
それを思うと、私の笑いの涙の中にも、頑張っている息子の姿に胸を打たれた涙が混じってしまう。
見上げる空は今日も眩しい