マニラ日本人学校
2006年 11月 01日
バギオでNGO活動をしている友人が、マニラにある日本人学校でバザーをやるという。日本人学校なので当たり前だが共通語は日本語。バザーを開催するには日本語を話すことが必要になる。そのため、日本語を話せるスタッフが友人だけということで、私と淳(←役に立つのか)でお手伝いすることになった。
マニラのマカティに学校はあった。広い敷地と入り口には頑丈な門と警備員。向かいはブリティッシュスクール。こちらも馬鹿でかい!
中に入ると「そうそう日本の学校ってこうだったな~」と思い出した。
NGOの会場に入り、早速お店の準備を始めた。
商品は山岳民族が作った品々。ミサンガや楽器、手織りのハンカチや鞄、竹細工の鞄や籠などをがある。それとNGO活動に関係する品、Tシャツ、はがき、絵本なども販売。
子供たちに人気だったのはミサンガ。模様を編んだものや蛇の骨がついた魔除けのブレスレット。お手軽な金額がよかったようだ。
しかし驚いたのは、子供たちが持っていたおこづかいだった。500~1000ペソ持っている。日本円にすると1100~2200円だが、フィリピンだと10000円以上の価値がある。
驚いた私はすでにフィリピンの金銭感覚になった証拠なのか?
私のお財布には今500ペソも入っていない。
以前、淳に100ペソ持たせて一人で敷地内のお店にコーラを買いに行かせたら、他の家の人に「今、淳が100ペソ持って一人で走って行ったよ!」と注意を受けた。
子供は楽しそうに買い物をしている。一人でいろんな種類の商品を買った子もいた。
40ペソの最後のおこづかいを握りしめ、「これで何が買えるかな?」と悩んでいる。
欲しいものを買えば良いのに。必要なものを買えば良いのに。そうじゃない・・・
自分でお金を使うことが楽しいようだ。
おそらく、ここにいる子供たちは外にいって一人で買い物なんかしないだろう。もちろん、デパートではあるだろうが、マニラ市内にある庶民の店「サリサリストアー」ではしないだろう。危険が伴うからだ。
このお二人、只今本日の売り上げを計算中↑
ちなみに私が買ったものは、売れ残りそうになって叩き売りになった5冊10ペソの本15冊。
そして、今日のお手伝いのお駄賃として、エプロンの現物支給。なかなか、可愛いエプロンです。