フィリピンのホテル事情
2006年 04月 16日
今週はホーリーウィークといわれる休みが明日から始まる。日本では馴染みがないがキリスト教に関係がある休みのため、信仰深いフィリピンではもちろん会社も休みとなる。
私は淳と同僚のマナとベビーシッターのクウ、そしてフィリピンに詳しい佐世さんと一緒にフィリピンの世界遺産「ビガン」に行く予定を立てている。バギオから車で5~6時間、北に向かうということは地図で確認した。ビガンはスペインの町並みが今でも残っているところらしい。
ホテルは私とマナがビガンでも庶民の味方の格安ホテル
「ビガンホテル」を予約済み。
このホテルでは子供は12歳までなら無料となっている。
「部屋は最低レベルのファン付き、エアコンなしでいい」とマナに言うと、「ビガンはマニラと同じくらい暑いから、エアコンなしでは寝られない。」ということで、次のレベル「エアコン、朝食付き、コーヒー飲み放題。」に決定。マナは「暑いから誰もホットコーヒーなんて飲まないから飲み放題になっているのよ。」という。なら、意地でも飲みつづけてやる。
佐世さんとクウが予約したホテルはガイドブックによると落ち着いた雰囲気のあるコロニアル様式のプチホテルと書いてある。料金はハイシーズンのためビガンホテルの約3倍。そんなところに日本人のおじさんと若いフィリピン人の男の子が一緒に泊まるなんて、どんな目で見られるのか見物だな~。
ところがここで問題発生。このホテルが勝手に予約をキャンセルしていたのである。日本では考えられないことであるが、私達はそんなに驚かなかった。「やっぱり、お金振り込んでおけば良かったね。」のレベルだ。
それは今回の旅行を予定した時にホテル探しが一番苦労したからだ。
ほとんどのホテルが予約受付をしていないのである。早くホテルに来た者から部屋を案内するという。「泊まりたかったら早く来い!」ということだ。世界遺産の町のホテルがそんなんでいいのか?と思ってしまうが、それが国民性なのか、それで通ってしまう。ビガンホテルは前払いをすれば予約が出来たのですぐに振込みをしておいた。しかし、プチホテルは前払いとは言わなかった。ただ、「もし満室になったら本当に来るか予約の確認をしますね。」とは言っていた。
結果、確認なしで予約キャンセルということでした。運が悪かったね。
と言うことで、出発前日に再度ホテル探しをするはめになった。
見つかったホテルはビガン市内から車で
10分ほど離れたところにあるホテルになった。
「マムズコートヤード」直訳すると「お母さんの中庭」。
これで一安心。
マナに明日の時間を確認した時「ビガンはとても暑いから身に付けるのは2アイテムだけよ!」という。「下着だけ?」と聞くと、「違うわ!サングラスとサンダルだけよ。」
マナ、お前それじゃ犯罪だよ。裸にサングラスとサンダルじゃ笑われるだろ。せめてパンツとサンダルにしようよ。
*マナ、何を考えてるのか教えてくれ!*